日経TESTの取得方法と活かせる派遣の仕事

酒井先生
日経TESTは、経済・ビジネスの知識と、それを使って考える力を測るテストです。結果はスコアで示されるため、自分の得意・不得意を把握したり、学習の成果を確かめたりできます。派遣登録時に、経済・ビジネス知識を伝える材料として活用することも考えられます。

日経TESTの実施概要

日経TEST(正式名称:日経経済知力テスト)は、日本経済新聞社が実施する民間のテストです。経済の知識に加え、その知識を使って状況を読み解き、判断する力を測ります。受験者数はのべ40万人(2024年12月時点)です。

受験料(個人) 2026年11月30日までの申込分:6,600円(税込)
2026年12月1日以降の申込分:8,250円(税込)
受験方法(個人) テストセンター試験:全国の試験会場にあるパソコンで受験
全国一斉試験:自宅などの個室で、Webカメラによる監視の下、自分のパソコンで受験
実施 テストセンター試験:随時(会場の予約枠から選択)
一斉試験:春の受験会・夏の全国一斉試験・秋の全国一斉試験の年3回
出題形式 4択式・100問(試験時間80分)
出題内容 経営環境
企業戦略
会計・財務
法務・人事
マーケティング・販売
生産・テクノロジー
スコア 1,000点満点。5つの評価軸・6つの出題ジャンルで成績を確認

個人受験のほか、企業・団体が従業員の研修や能力評価などに利用する企業・団体試験もあります。

個人で受験する場合は、受験サイト「Excert」でアカウントを作成し、受験方法に応じて日時・会場を選び、受験料を支払います。テストセンター試験の申し込みは受験日の14日前までです。会場では写真付きの本人確認書類が必要です。全国一斉試験を自宅などから受ける場合は、パソコン・Webカメラと個室を用意します。

個人受験の成績は受験者マイページで確認できます。総合スコアだけでなく、5つの評価軸や出題ジャンル別の結果から、自分の強み・弱みを把握できることも特徴です。公表されている平均スコアは504点(2025年12月時点)です。平均は学習目標を考える目安にしつつ、得点の低かった分野を次の学習につなげましょう。

日経TESTが活かせる派遣の仕事

日経TESTの学習内容を派遣の仕事に結び付けると、営業事務や経理補助、人事・総務などの業務を理解する土台になります。出題分野に照らすと、次のような活用が考えられます。

派遣の仕事 学習内容の活用例
営業事務 取引先の業界動向や景気の変化を知り、営業資料や商談の背景を理解する。
経理補助 売上・利益・資金繰りなど、業務で扱う会計・財務の用語を理解する。
人事・総務 雇用や企業運営に関する基礎知識を身につけ、社内制度や業務の背景を理解する。
マーケティング・販促補助 消費動向や販売戦略の知識を、調査資料や販促施策の理解に役立てる。

スコアは経済・ビジネス知識を伝える材料になりますが、具体的な業務経験やExcelなどの操作スキルを証明するものではありません。派遣登録時には、受験時期・スコアに加え、学んだ分野を自分の経験や希望する仕事と結び付けて説明すると、仕事との関連を伝えやすくなります。

日経TESTの勉強方法

まずは『日経経済知力テスト公式テキスト&問題集』で出題分野を把握し、練習問題やサンプル問題を解いて形式に慣れましょう。2026-27年版は2,200円(税込)で、経済の基礎知識や思考問題の考え方を学べます。過去問題集ではなく、出題テーマや傾向、問題のパターンを理解するための教材です。

問題演習では正誤だけでなく、なぜその答えになるのかを解説で確かめます。ニュースを読むときも、出来事の暗記や感想にとどまらず、企業や消費者にどのような影響があるかを考えることが大切です。例えば、為替のニュースなら、輸出・輸入を行う企業や輸入品を買う消費者への影響を整理すると、知識を判断に結び付ける練習になります。

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