派遣のWeb面談で聞かれること|質問例と答え方、当日の流れと準備

自宅のパソコンで派遣会社の担当者とWeb面談をする女性(派遣ガールズイラスト)

「派遣会社とのWeb面談、何を聞かれるんだろう…うまく答えられるかな」

派遣会社へのWeb登録を済ませて面談の日時が決まると、急に緊張してくるものです。画面越しだと相手の表情や反応が読みにくく、うまく話せなかったらどうしようと不安になりますよね。

派遣のWeb面談の相手は派遣会社の担当者で、目的は選考ではなく、あなたに合う仕事を紹介するための聞き取りです。派遣のWeb面談で聞かれるのは、主に「希望の勤務条件」「職歴」「パソコンスキル」「働き始められる時期」の4つです。この記事では、4つの質問それぞれの答え方の例と、派遣会社が聞かない質問、面談の流れ、面談前の準備、面談後の動き方まで解説します。

なお、派遣先の企業とのWeb顔合わせ(職場見学)は、仕事を紹介されたあとに派遣先と行う別の場です。顔合わせを控えている方は、職場見学についてまとめた次の記事を先にご覧ください。

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派遣の職場見学で落ちる確率は?受かるサイン・落ちるサインと結果連絡の目安

2026年8月27日
みなみ
明日、派遣会社とWeb面談なんです。面接みたいに厳しく質問されたら、頭が真っ白になりそうで…。
れいか
私も初めてのときは緊張したよ。でも始まってみたら、希望の条件とか前の仕事のこととかを聞かれるだけで、面接っていうより相談に近かったな。
酒井先生
派遣会社とのWeb面談は、合否を決める面接ではなく、仕事を探すための打ち合わせです。聞かれることはほぼ決まっていますし、手元のメモを見ながら答えてもかまいません。

派遣のWeb面談で必ず聞かれること

派遣会社の担当者が、あなたに紹介できる仕事を探すために、派遣のWeb面談で特に確認するのが次の4つです。担当者は4つの答えを求人の条件と照らし合わせて、紹介する仕事を絞り込みます。どの質問も、正直に、具体的に、優先順位をつけて答えるのがコツです。

希望の勤務条件

派遣のWeb面談で最も時間をかけて聞かれるのが、希望の勤務条件です。派遣会社の担当者は、主に次の項目を確認します。

  • 希望の職種・仕事内容(一般事務、営業事務など)
  • 勤務日数と勤務時間(週何日・何時から何時まで)
  • 勤務地と通勤時間の上限
  • 希望の時給
  • 働く期間(長期か短期か)
  • 残業ができるか、扶養の範囲内で働きたいか

希望の勤務条件を答えるときに大切なのは、全部の項目を最優先にしないことです。「週5日・駅近・時給1,800円以上・残業なし」とすべてを譲れない条件にすると、条件に合う求人が絞られすぎて、担当者が紹介できる仕事がなくなります。

答え方の例は次のとおりです。

週4日、扶養の範囲内で働きたいです。子どもの送り迎えがあるので、9時半から16時くらいまでを希望しています。通勤は40分以内が理想です。時給よりも、勤務地と時間を優先したいと考えています。

譲れない条件は1~2つに絞り、ほかの条件は「できれば」と伝えておきましょう。担当者が紹介できる仕事の幅が広がります。

れいか
最初の登録のとき、時給も勤務地も時間も、全部希望どおりじゃなきゃ嫌って答えたの。そしたら、しばらく1件も紹介が来なくて…。
酒井先生
全部を希望どおりにしたい気持ちは自然です。譲れない条件を1~2つに絞って伝えるだけで、紹介できる求人の数は増えますよ。

職歴

派遣のWeb面談では、登録フォームに入力した職歴をもとに、派遣会社の担当者が仕事の中身を詳しく聞きます。担当者が知りたいのは会社名よりも、あなたが担当した業務の中身です。「何の業務を」「どの程度の量や頻度で」担当していたかを伝えると、担当者は紹介できる職種を判断しやすくなります。

たとえば「営業事務をしていました」だけでは、担当者は業務の幅をつかめません。「受注データの入力と請求書の作成を毎日担当し、月末は売上集計もしていました」と伝えると、データ入力や経理寄りの事務も紹介の候補に入ります。

ブランクがある場合も、隠さずに理由と直近の業務を伝えれば十分です。

子育てで5年ほど仕事から離れていました。離れる前は、総務部で備品の管理と来客対応、社内文書の作成を3年担当していました。子どもが小学校に上がったので、また事務の仕事に戻りたいと考えています。

派遣会社の担当者は、ブランクの長さより、これから週何日・何時まで働けるかを確かめます。

パソコンスキル

事務職を希望する場合、派遣のWeb面談ではWordとExcelをどこまで使えるかを聞かれます。「Excelは普通に使えます」という答えでは、派遣会社の担当者はどのレベルの仕事を紹介してよいか判断できません。使える機能の名前と、使っていた頻度で伝えるのがコツです。

Excelなら、次のように段階をつけて伝えると担当者に伝わります。

  • 表に数字を入力し、SUM関数で合計を出せる
  • IF関数やVLOOKUP関数を使って、集計表を作れる
  • ピボットテーブルで、売上データを月別・担当者別に集計できる

答え方の例は「前の職場では、VLOOKUP関数で顧客リストと売上表を照合する作業を毎週していました。ピボットテーブルは使ったことがありません」のような形です。できないことも正直に伝えておくと、就業後に「聞いていた話と違う」というずれが起きません。

Web面談の場合、タイピングやExcelの操作を確かめるスキルチェックは、面談の前後に自宅のパソコンで受けるよう案内されることがあります。案内が届いたら、Excelの操作を一度おさらいしておきましょう。

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2024年6月25日

働き始められる時期

派遣のWeb面談の後半で聞かれるのが、いつから働き始められるかです。派遣の求人は「来週から」「来月1日から」のように開始日が決まっていることが多く、派遣会社の担当者は開始時期が合う求人から順に紹介していきます。

「すぐにでも働けます」と答えるより、「11月1日以降ならいつでも始められます」のように具体的な日付で答えるほうが、担当者は求人と照らし合わせやすくなります。

いま別の会社で働いている場合は、退職日が決まっているかどうかもあわせて伝えましょう。退職日が決まっていなければ、「退職の申し出から1か月ほどで辞められる見込みです」のように見通しを伝えれば十分です。子どもの入園や家族の介護など、家庭の事情で開始時期を調整したい場合も、調整が必要な理由と、働き始められる見込みの時期を正直に伝えてください。

派遣のWeb面談で聞かれないこと

派遣会社とのWeb面談は選考の場ではないため、正社員の面接で定番の質問はあまり出てきません。また、仕事の紹介に関係のない個人情報を派遣会社が集めることは、法律と国の告示で制限されています。派遣のWeb面談で聞かれないことを知っておくと、想定外の質問への不安を減らせます。

自己PRと長所・短所

派遣会社との登録のためのWeb面談では、正社員の面接のように自己PRや長所・短所を詳しく聞かれることはあまりありません。派遣で働く場合、あなたを雇うのは派遣会社で、派遣会社の担当者が知りたいのは「どんな仕事なら紹介できるか」だからです。

ただし、面談の最初に「簡単に自己紹介をお願いします」と言われることはあります。そのときは、名前と直近の仕事、希望する仕事を30秒ほどでまとめれば十分です。

○○と申します。前職では食品メーカーで営業事務を4年担当していました。今回は、扶養の範囲内で働ける一般事務の仕事を探しています。本日はよろしくお願いいたします。

同じ派遣会社でも、無期雇用派遣(派遣会社と期間の定めのない契約を結ぶ働き方)や紹介予定派遣(派遣先の直接雇用を前提にした派遣)の面談は、採用を決める面接に近い形式になることがあります。申し込んだ求人の種類がわからない場合は、面談の前に派遣会社に確認しておきましょう。

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2017年10月25日

本籍・出生地・家族の情報

派遣のWeb面談で、本籍や出生地、家族の職業を聞かれることは、原則としてありません。派遣会社が登録者から集めてよい個人情報は、仕事の紹介に必要な範囲に限られているからです。

派遣会社は、労働者派遣法第24条の3により、登録者を含む労働者の個人情報を、業務の目的の達成に必要な範囲内で集めなければなりません。厚生労働大臣が派遣会社向けに出している告示「派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針」は、登録の段階で集めてよい個人情報を、本人の希望・能力・経験に合う仕事を確保する目的の範囲に限っています。同じ告示が、派遣会社が原則として集めてはならない情報として挙げるのは、人種、民族、本籍、出生地など、社会的差別の原因となるおそれのある事項です。

厚生労働省が派遣会社の手続きの基準として示している「労働者派遣事業関係業務取扱要領」は、社会的差別の原因となるおそれのある事項の例として、家族の職業や収入、本人の資産を挙げています。もし派遣のWeb面談で本籍や家族の職業を聞かれたら、「お仕事の紹介に関係があるのでしょうか」と確認し、答えなくてかまいません。担当者の対応に不信感が残るなら、担当者を変えてもらうよう派遣会社に頼むか、別の派遣会社に登録するのも1つの方法です。

一方、「扶養の範囲内で働きたいか」「子どもの送り迎えで時間の制約があるか」は勤務条件の確認です。家族に関わる話でも、勤務条件の確認なら答えてかまいません。また、日雇い派遣(日々または30日以内の期間を定めて雇われる派遣)は原則として禁止されており、世帯の収入は例外として働けるかどうかの条件の1つです。日雇い派遣を希望する場合は、派遣会社が条件を確かめるために、世帯の収入を聞いてくることがあります。

みなみ
家族のことを聞かれたら、どこまで答えればいいんでしょう。全部答えないのも感じが悪い気がして…。
酒井先生
迷ったら「勤務条件に関わる質問かどうか」で判断してください。家族の職業は、仕事の紹介に関係がないので答えなくてかまいません。

参考:労働者派遣事業関係業務取扱要領(厚生労働省・神奈川労働局掲載)

思想・信条

支持している政党や人生観、愛読書など、思想・信条に関わることも、派遣のWeb面談で聞かれることは原則としてありません。

厚生労働大臣が派遣会社向けに出している告示「派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針」は、思想・信条を、派遣会社が原則として集めてはならない個人情報に挙げています。思想・信条は仕事の能力や適性とは関係がなく、思想・信条を理由にした差別につながるおそれがあるためです。厚生労働省の「労働者派遣事業関係業務取扱要領」は、思想・信条にあたる情報の例として、人生観、生活信条、支持政党、購読している新聞や雑誌、愛読書を挙げています。

「普段どんな新聞を読みますか」「愛読書は何ですか」は、雑談のように聞こえても、答えによっては思想・信条を探ることになる質問です。万一、派遣のWeb面談で思想・信条に関わる質問をされたら、答える必要はありません。「お答えは控えます」と伝えて、仕事の条件の話に戻してもらいましょう。

労働組合への加入状況

労働組合に入っているか、入っていたことがあるかを、派遣のWeb面談で聞かれることはまずありません。万一聞かれても、派遣会社が原則として集めてはならない個人情報なので、答えなくてかまいません。厚生労働大臣が派遣会社向けに出している告示「派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針」が、労働組合への加入状況を、思想・信条と並べて挙げています。

前の職場で労働組合に入っていたとしても、派遣のWeb面談で職歴を説明するときに触れる必要はありません。

参考:派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針(厚生労働省)

派遣のWeb面談の流れ

派遣のWeb面談の所要時間は、30分~1時間ほどが目安です。たとえばパーソルテンプスタッフは、Webと電話の登録面談の所要時間を30分~1時間と案内しています。面談は、本人確認、派遣の仕組みの説明、ヒアリング、仕事の紹介の順に進むのが一般的です。

  1. 本人確認
  2. 派遣の仕組みの説明
  3. ヒアリング
  4. 仕事の紹介

本人確認

派遣のWeb面談は、本人確認から始まります。派遣会社の担当者が、登録したのが本人であることを、本人確認書類で確かめる手続きです。

本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカードなど、公的機関が発行した、氏名と生年月日が分かる書類を指定されることが一般的です。使える書類の種類は派遣会社ごとに異なるので、予約のときに届いたメールや案内を確認しておきましょう。マイナンバーカードの画像を提出する場合は、派遣会社から特に案内がない限り、マイナンバーが書かれた裏面は送らないようにしてください。

本人確認の方法は、派遣会社によって2通りに分かれます。登録情報を入力する段階で本人確認書類の画像をアップロードしてもらう派遣会社と、Web面談の画面越しに本人確認書類を見せてもらう派遣会社です。パーソルテンプスタッフのように、登録時のアップロードを基本にしつつ、未提出の場合は面談のときに提示するよう案内している派遣会社もあります。

Web面談に入るときは、予約の確認メールなどで届いたURLから、開始時刻の5分前を目安に入室しておきましょう。担当者が入室するまでの数分で、カメラとマイクが正しく動いているかを落ち着いて確かめられます。

派遣の仕組みの説明

本人確認が終わると、派遣会社の担当者が派遣という働き方の仕組みを説明します。初めて派遣で働く人にとっては、派遣の仕組みを確かめられる大切な時間です。

派遣で働く場合、あなたと雇用契約を結ぶのは派遣会社で、実際に働く場所は派遣先の企業です。給与を支払うのも、有給休暇や社会保険の手続きをするのも派遣会社になります。働き始めてから困ったことがあったときに相談する窓口は、主に派遣会社の担当者です。

説明を聞きながら、登録フォームに入力した住所や連絡先、職歴に誤りがないかも確認されます。入力を間違えていた場合や、書ききれなかった職歴がある場合は、面談の中で伝えて直してもらいましょう。

派遣の仕組みの説明で分からない言葉が出てきたら、その場で聞き返してかまいません。

ヒアリング

派遣のWeb面談の中心になるのがヒアリングです。派遣会社の担当者は、登録フォームの内容を画面に表示しながら、希望の勤務条件や職歴について質問を重ねていきます。

ヒアリングでは、登録フォームに書いた内容をもう一度聞かれることがよくあります。担当者が登録フォームを読んでいないわけではありません。登録フォームの短い記載だけでは分からない事情や、条件の優先順位を確かめるために、あえて口頭で聞いています。

派遣会社の担当者に深く聞かれやすいのは、次のような点です。

  • 短い期間で辞めた職歴がある場合の、辞めた理由
  • 希望の時給と、これまでの給与とのあいだに大きな差がある場合の理由
  • 「残業不可」「土日不可」など、強い制約の理由

深く聞かれても、問い詰められているわけではありません。担当者は、紹介した後に派遣先とのあいだでトラブルにならないよう、事情を先に知っておきたいのです。「家庭の事情で通勤が難しくなり、半年で退職しました」のように、理由を1文で伝えれば十分です。

仕事の紹介

ヒアリングが終わると、派遣会社の担当者が、あなたの希望の勤務条件に合いそうな仕事を紹介します。条件に合う求人があれば、その場で画面共有をしながら仕事の内容や時給、勤務地を説明してくれることもあります。

その場で求人を紹介されても、すぐに返事をする必要はありません。「家族と相談してから返事をしてもよいですか」と伝えれば、担当者は返事を待ってくれます。逆に、気になる求人があればその場で「この仕事を希望します」と伝えましょう。担当者が、その仕事に就くための手続きを進めてくれます。

条件に合う求人が面談の時点でない場合は、「条件に合う仕事が出てきたら連絡します」と言われて面談が終わります。

面談の最後に確認されるのが、今後の連絡を電話・メール・アプリのどれで受け取るかです。

出典元:派遣登録から就業までの流れ(パーソルテンプスタッフ)

派遣のWeb面談の準備

派遣のWeb面談の準備は、次の5つです。前日に済ませるのが理想ですが、面談が当日でも、Web会議ツールのアプリの準備を先に済ませれば、残りは開始前に1つずつ確かめられます。

使う端末

派遣のWeb面談は、パソコンでもスマートフォンでも受けられます。ZoomやGoogle MeetなどのWeb会議ツールはスマートフォンのアプリでも使えるため、派遣会社から端末の指定がなければ、スマートフォンで受けてかまいません。

スマートフォンで受ける場合は、手に持たずに机の上で固定しましょう。手で持ったままだと画面が揺れて、担当者が見づらくなります。スマートフォン用のスタンドがなければ、本や箱に立てかけるだけでも十分です。

派遣会社から指定されたWeb会議ツールのアプリは、できるだけ早くインストールしておきましょう。当日の直前にインストールしようとすると、アップデートやログインに時間がかかり、開始時刻に間に合わなくなることがあります。端末の充電も、前日の夜のうちに済ませておくと安心です。

Web会議ツールの表示名も確認しておきましょう。家族のアカウントやニックネームのまま入室すると、担当者は誰が入ってきたのか分かりません。表示名は、登録した名前と同じフルネームに変えておきます。

通信環境

派遣のWeb面談の途中で映像が止まったり音声が途切れたりしないよう、通信環境も面談の前に確かめておきましょう。

自宅にWi-Fiがあるなら、Wi-Fiにつないで受けるのが基本です。スマートフォンのモバイル通信でも受けられますが、30分以上のビデオ通話は通信量が多くなるため、データ量の上限が近い場合は避けましょう。

Wi-Fiのルーターから離れた部屋や、壁やドアを何枚も隔てた部屋では、電波が弱くなりがちです。面談を受ける部屋で、家族や友人とビデオ通話を数分試してみると、映像や音声が途切れないかを確かめられます。Web会議ツールの多くには自分の声やカメラ映像を確認するテスト機能が付いているので、あわせて試しておきましょう。

当日は、同じWi-Fiにつないでいる家族に、動画の視聴や大きなファイルのダウンロードを控えてもらえると、回線が安定します。

画面の映り

派遣のWeb面談では、画面に映るあなたの顔が第一印象になります。画面の映りで気をつけたいのは、背景と明るさ、カメラの高さの3つです。

背景は、白やベージュなどの無地の壁が理想です。洗濯物や散らかった棚が映り込むと、担当者の目がそちらに向いてしまいます。無地の壁の前に座れない場合は、Web会議ツールの背景ぼかし機能を使っても問題ありません。

明るさは、顔の正面から光が当たる位置を選びましょう。窓を背にして座ると、逆光で顔が暗く映ります。窓の方を向いて座るか、デスクライトを顔の正面に置くと、表情が明るく見えます。

カメラの高さも見直しておくと安心です。スマートフォンやノートパソコンを机に直接置くと、見下ろす角度になりがちです。本や箱の上に置いて、カメラが目の高さに来るように調整すると、自然な表情で話せます。

Web面談の服装

派遣のWeb面談の服装は、スーツでなくてかまいません。オフィスで働くときを想定した、清潔感のあるきれいめの服装を選びましょう。

画面越しの面談では、上半身、とくに顔まわりの印象が強く残ります。白や淡いブルー、ベージュなど明るい色のブラウスやカットソーを選ぶと、顔色が明るく見えます。黒や紺など暗い色は、照明によっては顔が沈んで見えがちです。

上半身しか映らないからといって、下は部屋着のままにしておくのは避けましょう。面談の途中で立ち上がったときや、カメラの角度が変わったときに、下半身が映ることがあります。

派遣会社の登録面談で求められる服装の考え方は、Web面談でも来社の面談でも変わりません。服装の具体例は、次の記事で取り上げています。

パーソルテンプスタッフの登録会の様子、派遣の仕組みや流れについて派遣登録者に説明している様子

派遣登録会のおすすめ服装と流れ~テンプスタッフを実際に取材して体験

2022年5月20日

手元に置くもの

派遣のWeb面談では、手元のメモを見ながら話してかまいません。手元には、次のものを用意しておきましょう。

  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど、派遣会社に指定されたもの)
  • 職歴のメモ(勤務した期間と担当した業務)
  • 希望の勤務条件の優先順位を書いたメモ
  • 筆記用具とメモ用紙

メモを見るときに気をつけたいのは、メモを読み上げ続けないことです。ずっと視線が下を向いたままだと、担当者には表情が伝わりません。メモには要点だけを書き、ちらっと見て確かめたら、顔を上げて話すようにしましょう。

筆記用具は、担当者が説明した求人の時給や勤務地、次の連絡の予定を書き留めるのに使います。

みなみ
メモを見てもいいんですね!ちょっと安心しました。
れいか
私はパソコンの画面の横に、職歴と希望条件を書いた付箋を貼ってたよ。目線がほとんど動かないから、担当者さんにも気づかれなかったと思う。

派遣のWeb面談で聞いておきたいこと

派遣のWeb面談の最後には、派遣会社の担当者から「何か質問はありますか」と聞かれます。仕事選びに直結する次の3つを確認しておくと、面談の後に仕事の紹介を待つあいだの不安が減ります。

紹介できそうな仕事

派遣のWeb面談でまず聞いておきたいのは、あなたの希望の勤務条件で紹介できそうな仕事がどのくらいあるかです。「今お伝えした条件だと、どんなお仕事を紹介していただけそうですか」と聞くと、担当者は求人の状況を教えてくれます。

紹介できそうな仕事が少ないと言われたら、どの条件を緩めると紹介の幅が広がるかもあわせて聞いておきましょう。「通勤時間をあと10分延ばすと、紹介できる求人が増えます」のように、条件を見直すヒントをもらえることがあります。

紹介できそうな仕事とあわせて、時給の相場も聞いておくのがおすすめです。同じ一般事務でも、勤務地や求められるExcelのスキルによって時給は変わります。希望の時給が相場とかけ離れていないかを担当者に確かめておくと、紹介を待つあいだに条件を見直すかどうかを判断できます。

派遣先との顔合わせの形式

派遣会社から紹介された仕事を希望すると、多くの場合、働き始める前に派遣先の企業との顔合わせ(職場見学)があります。派遣先との顔合わせの形式は、派遣先の企業ごとに異なります。

派遣のWeb面談では、顔合わせがWebで行われるのか対面で行われるのか、派遣会社の担当者が同席するのかを聞いておきましょう。顔合わせの形式があらかじめ分かっていれば、Web面談と同じ準備で臨めるのか、職場まで出向く準備が要るのかを判断できます。

担当者との連絡手段

派遣会社からの仕事の紹介が、電話・メール・専用アプリのどれで届くのかも確認しておきましょう。派遣の求人は希望者が集まると早く締め切られることがあり、仕事の紹介の連絡に気づくのが遅れると、ほかの人に決まってしまいます。

日中は仕事や家事で電話に出られない場合は、「平日の日中は電話に出られないので、メールでいただけますか」と伝えておけば、担当者も連絡の方法を考えてくれます。

仕事の紹介の連絡がどのくらいの頻度で届くのか、こちらから連絡してもよいのかも聞いておくと安心です。連絡を待つ期間の目安が分かっていれば、面談の後に連絡がない日が続いても、必要以上に不安にならずにすみます。

派遣のWeb面談のあとの流れ

派遣のWeb面談は選考ではないので、面談の結果として合否が届くわけではありません。ただし、派遣会社は希望の勤務条件に合う仕事が見つかったときに連絡するため、条件に合う求人がなければ連絡は来ません。派遣のWeb面談を終えた後に迎える3つの場面を、順に見ていきましょう。

仕事紹介の連絡が届くまで

派遣のWeb面談の後、仕事紹介の連絡が届くまでの期間は、派遣会社に届いている求人の中に、あなたの希望の勤務地・職種・時給に合うものがあるかどうかで変わります。

連絡を待つあいだは、派遣会社の求人サイトやアプリで、自分でも求人を探してみましょう。気になる求人があれば、サイトやアプリからエントリーするか、担当者に「この仕事を希望します」と連絡しましょう。派遣会社の担当者は多くの登録者を受け持っているため、あなたから動くと、担当者の目に留まりやすくなります。

面談を受けた派遣会社の電話番号は、スマートフォンに登録しておきましょう。登録しておけば、知らない番号からの着信と勘違いして、仕事紹介の電話を取り逃がすことがなくなります。

仕事紹介の連絡が来ないとき

派遣のWeb面談のあと、担当者から聞いた連絡の目安を過ぎても仕事紹介の連絡が来ないときは、待つだけでなく、あなたから動いてみましょう。

まず、面談を受けた派遣会社の担当者に連絡し、希望の勤務条件の優先順位を伝え直します。「時給は1,500円まで下げてもかまいません」「通勤は1時間まで大丈夫です」のように、緩められる条件を具体的に伝えると、担当者が紹介できる求人が増えます。

次に、ほかの派遣会社にも登録してみましょう。派遣会社によって、取引のある派遣先の企業や得意な職種が異なります。1社では条件に合う求人が見つからなくても、別の派遣会社なら見つかることはよくあります。複数の派遣会社に登録するのは一般的なことで、登録した派遣会社に断りを入れる必要もありません。

れいか
面談のあと1週間くらい連絡がなくて、落ちたのかなって落ち込んだことがあるんだよね。
酒井先生
連絡がないのは、あなたが評価されなかったからではなく、条件に合う求人がまだ出ていないだけかもしれません。担当者に条件を伝え直すか、別の派遣会社にも登録してみると、状況は動きます。

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派遣先とのWeb顔合わせ

派遣会社から紹介された仕事を希望すると、派遣先の企業との顔合わせ(職場見学)に進みます。Webで行われる顔合わせなら、派遣会社とのWeb面談と同じ準備で臨めば大丈夫です。

派遣先とのWeb顔合わせには、多くの場合、派遣会社の担当者も同席します。派遣先の担当者、派遣会社の担当者、あなたの三者で、仕事の内容や職場の雰囲気を確かめ合う場です。

通常の派遣では、派遣先の企業は派遣社員を選ぶための面接をしないよう、労働者派遣法第26条第6項で求められています(努力義務)。Web顔合わせは選考の面接ではなく、仕事の内容を確かめるための場です。顔合わせで面接のような質問をされて不安を感じたときは、同席している派遣会社の担当者に相談しましょう。職場見学の流れや結果連絡の目安は、次の記事で詳しく解説しています。

参考:労働者派遣法 第26条(e-Gov法令検索)

派遣の職場見学で落ちる確率は?

派遣の職場見学で落ちる確率は?受かるサイン・落ちるサインと結果連絡の目安

2026年8月27日

派遣のWeb面談に関するよくある質問

派遣のWeb面談について、面談の前後によく寄せられる質問をまとめました。派遣のWeb面談で落ちることがあるのか、回線が切れたときや日程を変えたいときの対応などを確認しておきましょう。

  1. 派遣のWeb面談で落ちることはある?
  2. 派遣のWeb面談の途中で回線が切れたら?
  3. 派遣のWeb面談の日程を変更したいときは?
  4. 派遣のWeb面談は失業保険の求職活動実績になる?

Q. 派遣のWeb面談で落ちることはある?

派遣のWeb面談は選考ではないため、面談の受け答えがうまくいかなかったことを理由に登録を断られることは、通常はありません。

ただし、登録フォームや面談で伝えた職歴や資格に事実と異なる内容があった場合などは、登録を断られることもあるので、職歴や資格は正確に伝えてください。

また、登録はできても、希望の勤務条件に合う求人がないために仕事の紹介が来ない状態を、「落ちた」と受け止めてしまう人もいます。仕事の紹介が来ない状態は登録を断られたのとは違い、条件の見直しや、ほかの派遣会社への登録で変えられます。

派遣登録は断られる?断られない理由と仕事が決まらない時の対処法

2016年10月26日

Q. 派遣のWeb面談の途中で回線が切れたら?

派遣のWeb面談の途中で回線が切れたら、まずは同じURLから入り直してみましょう。

入り直せない場合や、何度も切れてしまう場合は、派遣会社に電話かメールで連絡し、回線が切れたことを伝えてください。担当者が電話に切り替えて面談を続けるか、日程を改めるかを判断してくれます。面談の前に、派遣会社の電話番号を手元に控えておくと、慌てずに連絡できます。

Q. 派遣のWeb面談の日程を変更したいときは?

派遣のWeb面談の日程を変更したいときは、分かった時点ですぐに派遣会社へ連絡しましょう。面談の予約を受けた方法(電話・メール・予約サイト)と同じ方法で連絡すると、担当者に伝わりやすくなります。

連絡するときは、「○日○時に予約している○○です。都合が悪くなったため、日程を変更していただけますか」と、予約している日時と名前を最初に伝えます。変更後の候補日を2~3つ添えておくと、やり取りが1回ですみます。

事前に連絡して日程を変更しただけで、仕事の紹介で不利になることは通常ありません。連絡をせずに面談を欠席してしまうと、派遣会社の担当者からの印象が悪くなるので、無断欠席だけは避けましょう。

Q. 派遣のWeb面談は失業保険の求職活動実績になる?

派遣会社とのWeb面談で、担当者と希望の勤務条件を話し合ったり、仕事の紹介を受けたりした場合は、失業保険(雇用保険の基本手当)の求職活動実績として認められることがあります。各地のハローワークは、国の許可を受けた派遣会社が行う職業相談や職業紹介を、求職活動実績の対象に挙げています。

一方、派遣会社のサイトで登録情報を入力しただけの場合や、求人情報を見ただけの場合は、求職活動実績になりません。

求職活動実績として認められるかどうかを最終的に判断するのは、あなたが失業の認定を受けるハローワークです。Web面談を求職活動実績として申告したいときは、派遣会社の名前と面談の日付を控えたうえで、事前にハローワークの窓口で確かめておくと安心です。

出典元:失業の認定に必要な求職活動実績(北海道労働局 ハローワーク旭川)

派遣のWeb面談で聞かれることのまとめ

派遣会社とのWeb面談で聞かれる質問は、ほぼ決まっています。希望の勤務条件、職歴、パソコンスキル、働き始められる時期の4つに答えられれば、面談の中心は乗り切れます。派遣会社とのWeb面談は選考ではなく、あなたに合う仕事を探すための打ち合わせなので、うまく話そうと構える必要はありません。

面談が始まる前に、職歴と希望の勤務条件の優先順位をメモに書き出しておきましょう。メモを手元に置いて、正直に、具体的に答えれば、派遣会社の担当者はあなたに合う仕事を探しやすくなります。

面談を終えた後は、仕事紹介の連絡を待つだけでなく、求人を自分でも探してみてください。1社で条件に合う仕事が見つからないときは、ほかの派遣会社にも登録して、紹介の幅を広げるのがおすすめです。あなたに合う仕事は、きっと見つかります。

みなみ
聞かれることが分かったら、明日の面談がちょっと楽しみになってきました。メモを準備しておきます!

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